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 6月4日~8日にかけてシンガポールで行われたITTFプロツアー・TMSオープン。
 男子シングルスを制したのは、前回の韓国大会に続き馬龍(2連勝、通算4勝)。準決勝でボル(ドイツ)、決勝でサムソノフ(ベラルーシ)と、アジア勢以外で世界ランキングトップ10に入っている2人を立て続けに撃破した。女子シングルスは李暁霞が、07スウェーデンオープン以来となる5勝目をあげた。
 今回はちょっとした波乱があった。王励勤が2回戦で早々と姿を消したのだ。その波乱を演じたのは中国香港の張ユク。先に行われたジャパンオープンでは韓国の柳承敏を破り、6月4日発表の最新世界ランキングでは35位 → 17位とジャンプアップしてきた。今回のポイントによって、次回ランキングも上げてくることは必至だ。
 また、U-21男子シングルスを制したポルトガルの左腕フレイタスは、ITTFプロツアーのU-21シングルスを、チリ・韓国・シンガポールと3連勝中。06ヨーロッパユース選手権ジュニアの部の優勝者だ。

 日本選手は、水谷隼(明治大)が3回戦で馬龍と激突。ゲームオールデュースまでもつれたものの、最後は10-12で振り切られ悔しい敗戦を喫した。女子シングルスでは、福岡春菜(中国電力)が2回戦でリ・ジャウェイ(シンガポール)に勝利。続く3回戦ではリュウ・ジャ(オーストリア)にゲームオールの末敗れた。

各種目の優勝者は以下の通り
●男子シングルス:馬龍(中国)
●女子シングルス:李暁霞(中国)
●男子ダブルス:陳杞/李平(中国)
●女子ダブルス:リ・ジャウェイ/スン・ベイベイ(シンガポール)
●U-21男子シングルス:フレイタス(ポルトガル)
●U-21女子シングルス:バーテル(ドイツ)