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 7月24~27日、北海道・道立総合体育センターにて全日本実業団選手権が行われた。各都道府県から集まった強豪実業団チームが争うこの大会。男子は東京アートが4年ぶりの優勝、女子は日本生命が昨年に続いての連覇を飾った。

優勝に大きく貢献した高木和卓

 男子優勝の東京アートは5回戦から登場すると、TTSタカハシをストレートで撃破。続く準々決勝でもシチズンを、準決勝では日本リーグ前期王者の協和発酵をストレート下し、決勝へ進出。決勝の相手は日産自動車だったが、トップで高木和卓が金恩華をゲームオールで破って流れをつくると、2番韓陽、3番韓陽・遊澤組も続いて、決勝でもストレート勝ちを収め、全試合ストレート勝ちという離れ業をやってのけた。しかし、全試合ストレート勝ちとは言っても、戦力的にズバ抜けているわけではなく、現在はむしろ混戦状態。その中で、このような結果になったのはトップで高木和卓が勝利を重ねたことが大きいだろう。団体戦ではトップで流れを作ることが重要だということを改めて感じた大会だった。

レギュラーとして定着してきた重本幸恵

 女子は日本生命が優勝。こちらは決勝で1点を失ったが、終始安定したゲーム展開を見せた。これで、今季は日本リーグ前期に続いてのタイトル獲得。2年連続のグランドスラムへ向けて、死角は見当たらない。

男子
●優勝:
東京アート
●準優勝:日産自動車
●3位:協和発酵、グランプリ

女子
●優勝:
日本生命
●準優勝:サンリツ
●3位:日立化成、十六銀行