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 4月18日より、奈良・ジェイテクトアリーナ奈良で開催されていた第28回日本卓球リーグ選手権 ビッグトーナメント奈良大会が本日終了。昨日は男女ダブルス、今日は男女シングルスの決勝までが行われ、男子は有延大夢(リコー)、女子は宋恵佳(中国電力)がともに2冠に輝いた。

【男子シングルス】
優勝:有延大夢(リコー)
準優勝:笠原弘光(シチズン時計)
3位:平野友樹(協和発酵キリン)、上村慶哉(シチズン時計)

【女子シングルス】
優勝:宋恵佳(中国電力)
準優勝:安藤みなみ(十六銀行)
3位:平侑里香(サンリツ)、平真由香(日立化成)


【男子ダブルス】
優勝:鹿屋良平/有延大夢(リコー)
準優勝:松下海輝/藤村友也(日鉄物流ブレイザーズ)
3位:江藤慧/松下大星(クローバー歯科カスピッズ)、後藤卓也/渡辺裕介(協和発酵キリン)

【女子ダブルス】
優勝:土田美佳/宋恵佳(中国電力)
準優勝:松本優希/平侑里香(サンリツ)
3位:安藤みなみ/徳永美子(十六銀行)、鈴木李茄/近藤早紀(日立化成)

 有延は今日の初戦でいきなり皆川(日野自動車)に2ゲームを先取される苦しい立ち上がりも、徐々に調子を上げて藤村(日鉄物流ブレイザーズ)、高木和(東京アート)らを下して決勝進出。決勝では積極的に先手を奪っての鋭いドライブ速攻、持ち上げさせてのカウンターで笠原のペースに持ち込ませず3-1で優勝を決めた。
 シチズン時計に移籍後、初のゲームとなった笠原は気合いの入ったプレーで準優勝。準々決勝で松平、準決勝で平野と、昨年度まで所属した協和発酵キリンのエース2人を退けるなど存在感を放ったが、優勝には届かず。決勝後はベンチで悔しさをにじませた。

 宋は予選リーグ2位通過からの優勝。準決勝で社会人女王の平(サンリツ)にゲームカウント2-0と追い込まれたが、ここから3ゲーム連取で決勝へ。「相性は良いと思う」という青森山田の後輩・安藤の変化も苦にせず、しっかりとボールを絞ってストレートで圧倒。クールな宋だが、優勝の瞬間は拳を握り、チームメイトからの声援に笑顔を見せた。
 ルーキーの安藤はさすがの実力を見せて決勝に勝ち上がるも、青森山田の先輩に屈しデビュー戦Vはならなかった。しかし、実力者ひしめく中での準優勝は見事。チーム、そして日本リーグを盛り上げる選手となりそうだ。

 リコー、中国電力にとっては、初のビッグトーナメントでのタイトル獲得。昨シーズン、ファイナル4を初めて制した両チームだが、今年度の日本リーグ最初のゲームでも大きなインパクトを残した。
  • 男子シングルス優勝:有延大夢

  • 女子シングルス優勝:宋恵佳

  • 男女ダブルス優勝ペア