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 6月6日より埼玉・和光市総合体育館で開催されていた関東学生選手権。最終日の今日は男女シングルス決勝までが行われ、男子は五十嵐史弥(早稲田大)、女子は瀬山咲希(中央大)は優勝となった。

【男子シングルス】
優勝:五十嵐史弥(早稲田大)
準優勝:中橋敬人(駒澤大)
3位:出雲卓斗(明治大)、金光宏暢(日本大)
ベスト8:青山昇太(法政大)、遠藤竜馬(明治大)、小野寺翔平(中央大)、遠藤碧人(専修大)
◆決勝
五十嵐史弥 5、9、9、8 中橋敬人

【女子シングルス】
優勝:瀬山咲希(中央大)
準優勝:加藤結有子(早稲田大)
3位:松岡優香(東京富士大)、笹尾明日香(早稲田大)
ベスト8:中澤紬(中央大)、三輪咲里南(大正大)、千葉菜月(東京富士大)、木村香純(専修大)
◆決勝
瀬山咲希 -9、-8、9、8、-5、6、8 加藤結有子

【男子ダブルス】
優勝:硴塚将人/緒方遼太郎(早稲田大)
準優勝:石山慎/吉田聖斗(専修大)
3位:村田聖/熊本竜己(筑波大)、浅津碧利/小野寺翔平(中央大)
◆決勝
硴塚将人/緒方遼太郎 12、-6、-9、8、8 石山慎/吉田聖斗

【女子ダブルス】
優勝:笹尾明日香/岩越帆香(早稲田大)
準優勝:瀬山咲希/山本笙子(中央大)
3位:松岡優香/千葉菜月、小村歩未/畠山ひなの(ともに東京富士大)
◆決勝
笹尾明日香/岩越帆香 4、-5、-9、6、6 瀬山咲希/山本笙子


 男子シングルスはパワフルな両ハンドドライブを炸裂させた五十嵐が戴冠。五十嵐は準決勝で高校時代の同僚、出雲に勝利。1年生ながら快進撃を見せて決勝へ勝ちあがってきた中橋に対し、各ゲーム競り合いながらも勝負どころをきっちり抑えてストレートで優勝を決めた。早稲田大の男子シングルスは平成25年大会の大島祐哉以来6年ぶり。男子ダブルスでも硴塚将人/緒方遼太郎が優勝を果たし、早稲田大が2位に終わった春季リーグの鬱憤を晴らした。
 準優勝の中橋は2回戦からの登場ながら、破竹の勢いで決勝進出。準々決勝、準決勝と1年生との対戦を制し、駒澤大初の優勝を狙ったが、頂点には届かなかった。

 女子シングルスはダブルスで準優勝に終わった瀬山が優勝。決勝の加藤戦は2ゲームを先取されるなどリードを許したが、フルゲームで逆転勝利。最終ゲーム終盤は粘りのラリーでネットインなどの運も見方につけた。派手さはないが、驚異的な安定感の前陣連打で頂点に立った。これで女子シングルスは伊藤佑里子、山本笙子に続き3年連続で中央大が優勝となった。ちなみに瀬山の兄・辰男は中央大時代に平成21年度大会男子シングルスで準優勝。
 加藤は得意のサービスからの両ハンドが絶好調で準優勝。ミート打ちも織り交ぜたプレーで準決勝では笹尾との同士討ちにフルゲーム15-13で勝利。決勝でも緩急をつけた攻めで瀬山を苦しめ、最終ゲームも最後まで食らいついたがわずかに及ばなかった。

 シングルス優勝の五十嵐、瀬山ともに7月にイタリアで開催されるユニバーシアードの日本代表。同大会での活躍にも期待したい。
  • 男子シングルス優勝:五十嵐史弥

  • 女子シングルス優勝:瀬山咲希

  • 男子シングルス準優勝:中橋敬人

  • 女子シングルス準優勝:加藤結有子

  • 男子シングルス3位:出雲卓斗

  • 女子シングルス3位:笹尾明日香

  • 男子シングルス3位:金光宏暢

  • 女子シングルス3位:松岡優香