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 今日7月18日から、マレーシア・ジョホールバルで行われるT2ダイヤモンド第1戦のマレーシア大会。男子シングルス1回戦の林高遠(中国) vs. 王楚欽(中国)戦から、熱戦の火ぶたが切られた。

 T2ダイヤモンドは、一昨年に行われたT2のルールを一部引き継ぎながら、独自のルールのもとで行われる。試合形式は4ゲーム先取の7ゲームズマッチだが、試合時間が24分を超えるとそれ以降のゲームは、5点先取の「FAST 5」(サービスは1本交替)で行われる。また、序盤の1ゲーム目や2ゲーム目で10ー10、あるいは「FAST 5」に入って4ー4になった場合、ジュースが続くのではなく、次の1本を取った選手がそのゲームを取るのも特筆すべき点だ。男女シングルス1回戦、4試合の結果は下記のとおり。

[T2ダイヤモンド・マレーシア大会]

●男子シングルス1回戦(ベスト8決定戦)
林高遠(中国) 8ー11、11ー7、11ー5、11ー7、5ー4 王楚欽(中国)
馬龍(中国) 11ー7、11ー9、11ー4、6ー11、5ー0 ゴーズィ(フランス)

●女子シングルス1回戦(ベスト8決定戦)
陳夢(中国) 11ー5、11ー10、7ー11、11ー2、1ー5、5ー3 杜凱琹(香港)
加藤美優 4ー11、11ー4、11ー10、11ー4、1ー5、1ー5、5ー4 伊藤美誠
 
 開幕戦となった林高遠と王楚欽のサウスポー対決は、林高遠が先輩の貫禄を見せて逆転勝利。続いて女子で世界ランキング1位の陳夢が登場し、杜凱琹との両ハンドのラリー戦を制した。
 そして日本人対決となった加藤対伊藤は、ゲームオールの大激戦。ゲームカウント3ー3の4ー4、「次の1点を取った選手が勝ち」というところまでもつれ、伊藤のレシーブドライブのミスで決着。加藤は持ち味であるバックハンドの緩急でミスを誘い、伊藤の回り込み強打もフォアブロックでクロスに弾き返した。

 馬龍対ゴーズィ戦は、終盤までリードを許した2ゲーム目を逆転で奪った馬龍が、4ー1でゴーズィに勝利。ゴーズィの多彩な球さばきを持ってしても、馬龍の攻守は崩せなかった。今日行われる男女シングルス1回戦の残り4試合は、現地時間18時(日本時間19時)に試合開始。今日の最終戦で、張本智和が黄鎮廷(香港)と対戦する。