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 11月1日から12日まで香港で開催される予定だったアジア聴覚障がい者スポーツの祭典、「第9回アジア太平洋ろう者競技大会」。香港で過熱化する反政府デモの影響を受け、この大会の中止が発表された。数カ月に亘り、アジア太平洋ろう者スポーツ連合(APDSC)と大会実行委員会(香港ろうスポーツ協会)が協議を重ね、選手団の安全面を最優先した結果、10月10日に大会中止の通知が各国になされた。

 卓球競技には、男女8名(男子:伊藤優希、井藤博和、灘光晋太郎、亀澤史憲、女子:川﨑瑞恵、長田恵、立石里吏、影山光輝)が派遣される予定だったが、無念の大会中止。「中止は大変残念ですが、来年6月にデフ世界選手権(ユースの部:6月17〜19日、一般:6月20〜27日/オーストリア・バーデン)が行われます。そちらに向けて、気持ちを切り替えて頑張っていきたい」(梅村正樹日本ろうあ者卓球協会ナショナルチーム監督)
 ろうあ者日本代表は大会に向けて、定期的に大正大などで合宿を開催。今週末の10月19、20日に最終合宿を行って大会に臨む予定だった。大会は中止となったものの、今週末の合宿は予定どおり行うとのこと。6月のオーストリアで、鬱憤を晴らす活躍に期待したい。