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秋田県のCANアリーナ★あきた(秋田市立体育館)で行われた2019年度後期日本リーグ秋田大会。
最終日まで優勝の行方がわからない白熱した戦いの末、男子は東京アート、女子は中国電力が優勝を決めた。

5勝2敗で東京アート、協和キリン、愛知工業大の3チームが並んだ中、優勝を掴んだのは東京アート。
東京アートは、最終試合のシチズン時計戦で1試合でも取れば得失点差で優勝が決まる状況だったが、1番で高木和が、2番で吉田が落としてしまい、追い込まれてしまう。
しかし、「状況はわかっていましたが、ダブルスの調子が良かったので、やってくれるはずだと思ってました」と大森監督。
今大会は負けなしの吉村・坪井のダブルスがここでも得点をあげ、ほしかった1点をつかんだ。「ダブルスは前期負けたところにも勝てました。特にダブルスを強化していたわけではない。1ヶ月前から坪井の練習相手をぼくがしたりして、坪井の個の能力が格段に上がった結果だと思います」(大森監督)

得失点差によっては協和キリン、愛知工業大にも優勝があったが、そこを自らの手でたぐりよせた東京アート。
これで前期に続く優勝、そして今年の団体戦は負けなしだ。

「あとはファイナル4に向けていきます。今大会は村松がケガで出られなかったけど、戻ってくると思いますし、全員が万全な状態で臨みたい」(大森監督)
グランドスラムまであと1つ。
今年のアートは本当に勝負強い。

女子は中国電力が2シーズンぶり2度目の優勝。最終日は、同じく優勝を争っていた日立化成が先に3−0で勝利を決め、負けたら得失点差で及ばない中国電力は最終試合に勝たないと優勝はなかった。
「日立化成さんが横でプレッシャーをかけてくれますね。得失点差はもう計算せずに、勝たないと優勝はないよ。全勝優勝が目標と言いました」と松岡監督。

十六銀行戦では2番で庄司が加藤杏華に0−2から逆転。「これが大きかった」と松岡監督も振り返る。最後は成本が安藤に勝利し、文句なしの全勝優勝だ。

「昨年も秋で勝てて、秋の中電という感じですね。選手たちに自主性が生まれているのが勝因だと思います。規定練習以外のところで隠れた努力をしていますね。朝早くサービス練習をしたり、昼休憩の時も自発的に練習をしたり、そういうのが大事なところで出てくると思います」(松岡監督)



男子1部
優勝:東京アート
2位:愛知工業大
3位:協和キリン
4位:リコー
5位:日鉄物流ブレイザーズ
6位:シチズン時計
7位:日野自動車
8位:クローバー歯科カスピッズ

女子1部
優勝:中国電力
2位:日立化成
3位:デンソー
4位:サンリツ
5位:十六銀行
6位:エクセディ
7位:愛媛銀行
8位:豊田自動織機

個人賞
最高殊勲選手賞:吉田海偉(東京アート)、成本綾海(中国電力)
優秀選手賞:有延大夢(リコー)、牛嶋星羅(日立化成)
優秀ペア賞:松山祐季・高見真己(愛知工業大)、平侑里香・松本優希(サンリツ)
新人賞:郡山北斗(リコー)、徳永美子(十六銀行)
ファインプレー賞:後藤卓也(協和キリン)、後藤奈津美(日立化成)、三村優果(サンリツ)

12月7〜8日に行われるファイナル4には
男子:東京アート、協和キリン、愛知工業大、シチズン時計
女子:中国電力、十六銀行、日立化成、デンソー
が出場する