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 1987年世界選手権ニューデリー大会で日本代表デビューを果たし、97年世界選手権マンチェスター大会では渋谷浩とのダブルスで銅メダル獲得。さらに、4度の五輪出場を果たすなど、日本卓球界の第一人者として長く活躍してきた松下浩二(グランプリ大阪)が、来週13日(火)からはじまる全日本卓球選手権大会を最後にラケットを置く。

 松下浩二は1967年8月27日愛知県生まれ。兄の影響で9歳のときに卓球をはじめる。双子の弟・雄二、後にともに世界を舞台に戦うことになる渋谷浩らと切磋琢磨し、腕を磨いていった。明治大学在学中にスウェーデンリーグに挑戦し、卓球漬けの生活を送る中で、プロになることを決意。93年に日本の卓球選手プロ1号になり、同年の全日本選手権で初優勝を飾った。97年には日本人で初めてドイツ・ブンデスリーガに挑戦。名門・デュッセルドルフの中軸として活躍し、ヨーロッパチャンピオンズリーグ優勝にも大きく貢献した。さらに、2000年世界選手権クアラルンプール大会ではエースとして臨み、男子団体銅メダル獲得の原動力となった。

 松下浩二の“最後の全日本”は、16日午後3時にスタート予定の男子シングルス4回戦で幕を開ける。全日本選手権シングルス優勝4回、ダブルス優勝7回(渋谷とのペア)を誇る松下浩二のラストパフォーマンスを見逃すな!