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 2月11日、東京・代々木第二体育館にて「大林カップ 第15回ジャパントップ12」が開催された。
 全日本選手権の上位者を招待して開催されるこの大会。3人を4つのグループに分けてリーグ戦を行い、1位の選手が決勝トーナメントに進出できる。男子の中には、海外でプレーするために今大会に参加できない選手が多いため、ジュニア選手が多く選抜されたが、接戦が多く見応えのあるラリーが随所で展開されていた。

 男子は、昨年準優勝の水谷隼(明治大)が決勝で張一博(東京アート)を4-3で破って初優勝。全日本4連覇中のチャンピオンらしい華麗なプレーで観客を魅了した。「相手に得意なプレーにさせて、その上で勝ちたかった」と、世界の舞台で苦しい展開になった場面を想定して戦ったという水谷。頼れるエースが、世界選手権モスクワ大会で大暴れすることを期待したい。


 女子は、石川佳純(ミキハウスJSC)が福原愛(ANA)との注目の決勝戦を制して初優勝。「カット対策をしてきた」と言う石川は、予選リーグで今年の全日本チャンピオン・王輝(日立化成)を打ち破るなど、好調を見せていた。会見・表彰では終始笑顔を見せてくれた石川。世界選手権へ向けて視界良好だ。

 詳細は3月21日発売の卓球王国5月号に掲載いたします。