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アテネ五輪

女子シングルス4回戦 午後2時
福原(日本) 4(11-3,11-6,11-8,11-9)0 高軍(アメリカ)
キム・ヒョンヒ(北朝鮮) 4-2 ジン・ジュンホン(シンガポール)
ティエ・ヤナ(香港) 4-1 トート(ハンガリー)
金景娥(韓国)  4-1 タン(イタリア)

愛ちゃん、恐るべし強さ
元五輪メダリスト、元世界団体・ダブルスチャンピオンのアメリカの高軍に対して、福原は正面からぶつかった。勝手も負けても競り合いになると予想されたが、その予測を見事にうち破って、完勝した福原。恐るべし15歳だ。
出足から福原の状態は良かった。高軍の左右への揺さぶりを予想し、見事に反応。フォアに送られたボールは無理をせずにしっかりと回転をかけてつなぐ。バックに来たボールはハーフボレーで対応しながら、勝負どころで強打にでる作戦。相手のショートの揺さぶりをしのぎながら、自分の攻撃は積極的に仕掛け、フォアをつくコース取りも効果的だった。相手の高軍は百戦錬磨ながら、次第に重圧を受けていた。4ゲーム目もフォアハンドで強打したりと作戦を変えてきたが、福原のプレーを崩すことはできなかった。
2ーム目、6-2から6-6と追いつかれたが、5本連取して突き放した。3ゲーム目、10-8から高軍が痛恨のサービスミス。焦りが見えた。最後は完全に福原ペースとなった。