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速報・現地リポート

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アテネ五輪

●優勝候補・馬琳をキング・ワルドナーが下す
奇跡の男ワルドナーがまた奇跡を起こそうとしている。優勝候補の馬琳を前・中陣での攻守で封じ、完勝した。大勢のスウェーデンの応援団が詰めかける中、会場を熱狂させた。この2年間、ほとんど姿を消したといっても良かったワルドナーが五輪という舞台で復活した。何という言葉で形容できるのだろう。まさにキング、まさに奇跡なのだ。しかし、彼の奇跡はまだ終わらないかも知れない。
●ボル、世界チャンピオン、シュラガーを下し、ベスト8入り
ワルドナーのコートの隣ですさまじい対決。前・中陣でのお互いが斬り合うような攻防。1本1本が厳しい究極のテクニックとハイレベルな戦術、動き、すべてが感動的なラリー。どちらも勝者にしたくなるようなすばらしい試合だった。l
●サムソノフ、姿を消す
スタートからのシーソーゲーム。しかし常に追い上げる形のサムソノフは苦しい。それが最後まで続いた。
●ペンホルダーのパワー対決は柳承敏に軍配
お互いの大砲が火を吹く。ドーンというパワードライブがお互いのコートに打ち込まれる。今大会、調子の良かった蒋膨龍だが、後1本のところで世界ランク3位の柳承敏の総合力の前に沈んだ。