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卓球王国ストーリ-

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 老練な卓球メーカーの社長様たち。「いいね。頑張ってね」と会えば言ってくれたし、創刊の頃から広告もいただいた。
 しかし、何年かしてからあるメーカーの方に言われたのは、「あの頃、卓球王国に広告を出すのをやめましょうよ、という動きがあったんですよ」という話。
 歴史を持つメーカー雑誌に割り込むとは失礼千万、ということだったのか。

 また、2000年の年頭から大手メーカーがスポンサー撤退。痛かった。粘るしかなかった。発行を続けてしっかりと認めてもらうしかなかった。ただ、用具特集ではそのメーカーのラバーやラケットを紹介できない。我慢比べとなった。
 そして、1年後に、スポンサーとして復活していただいた。

 喜んだのもつかの間、その年(2001年)の秋から9カ月間、別の大手メーカーがスポンサー撤退。その理由はよくわからないが、これも痛かった。
 でも、同じ戦法を使った。我慢比べ。メーカーの営業が悲鳴を上げた。ショップの方やユーザーの方が「なぜ卓球王国で商品が紹介されないの?」と営業マンに聞くので、嫌気がさしたらしい。

 しかし、あとで振り返ると、これは寒気がするような状況だった。「もし同時に撤退されていたら、会社がもたなかった」という意味で・・・。
 書店で売る卓球王国。
 「卓球をしてみたい」「昔やっていたからまたやってみよう」という人が書店で卓球王国を買うことが、卓球市場への貢献にもなるという思いがある。また、卓球王国で卓球メーカーの商品を見てもらうことで、ユーザーへの情報提供とユーザーの購買意欲を高めることにもつながると思っている。
 そういう意味では、卓球メーカーと卓球王国は距離を置きながらも、非常に近い関係性を作っている。

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  • 全メーカーの用具が見られるというのも卓球王国の特徴だった

  • メーカーの商品の比較はメーカー専門誌ではできないことだった