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卓球王国ストーリ-

トップニュース卓球王国ストーリ-
 2000年2月号(33号)のメイン特集は「欧州卓球最前線!」。今野と前発行人の高橋カメラマンで、木方慎之介選手のいるスウェーデンリーグと、松下浩二選手のデュッセルドルフと田崎俊雄選手のいるゲナンのブンデスリーガ、そしてデュッセルドルフとルバロワのヨーロッパチャンピオンズリーグを取材した。

 ブンデスリーガの取材会場は、ゲナン。本当に田舎町で、当時は貨幣はユーロではなく、ドイツマルク。フランスからドイツ入りした二人はマルクを持っていなかった。
 しかもあまりに田舎で銀行がない。ホテルにチェックインしたものの、お金を持っていない二人の望みの綱は、駅前のATM。しかし、どうもいろいろなカードを使うのだが、うまくお金の引き出しまではいかない。このままでは、食事もできない。実はホテルにチェックインした時に「カードの支払い、大丈夫?」と聞いたら、「No」と言われていた。ということは、食い逃げならぬ、泊まり逃げ・・・?

 ところが、ダメ元で使った郵便局(日本の郵貯カード)のカードが使えたのだ! その日は、豪勢(?)なイタリアンをたらふく食べ、次の日、歴史的な(今では珍しくないが)松下対田崎の試合を取材したのであった。

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