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速報・現地リポート

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世界選手権ドルトムント大会(団体戦)

 〈中国 3-0 ドイツ〉
○張継科 10、6、-9、-10、6 ボル
○馬龍 3、9、11 オフチャロフ
○王皓 -8、5、5、10 バウム

 3番バウム、昨日の岸川戦での気負いすぎたプレーとは一転、前陣で積極的にカウンタードライブを狙い、王皓に迫った。第4ゲーム3-7から10-9と逆転し、観衆に期待を抱かせたが、王皓は下回転を入れた変化の激しい裏面フリック、そして一発で決まるフォアのパワードライブで突き放した。各選手とも見せ場は作ったが、勝利には届かず。

 中国男子、2001年大阪大会から続く連覇の記録を「6」に伸ばした。世界選手権の男子団体での6連覇は、第1~5回大会のハンガリー、第21~25回大会の日本の5連覇を上回る大会新記録。女子と同じく18大会目の優勝だ。
 馬龍、張継科という若手が今大会で十分な経験を積み、決勝でも見事なプレーを披露した。次回の東京大会でも、地元優勝を目指す日本の前に大きく立ちはだかることは間違いない。