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ロンドン五輪

 香港戦の4番でボルが前半競り合い、ヒヤッとさせる場面もあったが、終わってみればドイツの強さが際立った。ボルの力は以前より落ちているとはいえ、ここぞという時の安定感は抜群。香港戦のダブルスに起用され、落としたオフチャロフだが、シングルスでは事実上、ドイツのエースになっている。3番手に悩みを抱えるドイツだが、この二人が健在であれば、まだ欧州を制覇し続けるだろう。
 欧州では若手が急成長を続けるフランスがユース選手権を総なめにして、一方、ドイツには次の若手がいない。しかし、フランスがドイツを追い越すのはまだ先になりそうだ。
 ドイツは92年のロスコフ、フェッツナーの男子ダブルス銀メダル、96年のロスコフの銅メダル、08年の団体に続き、今大会はオフチャロフと団体の2個のメダルを獲得した。