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グランドファイナル

決勝の舞台に立った五輪ペアの岸川/丹羽。ロンドンでの悔しさをこの舞台で晴らしたいところだったが、決勝はまさかの完敗に終わってしまった。相手のシンガポールペアは、ガオ・ニンがとにかく絶好調。日本ペアがコースをついても、待ち構えていたかのように両ハンドではね返し、また台上でもフリックで抜かれるなど、なすすべなし。岸川/丹羽は最後までペースをつかめなかった。しかし、ワールドツアーファイナルでの決勝進出は立派な結果と言えるだろう。以前よりも丹羽のスピードに、岸川が合わせられるようになり、はまった時のコンビネーションは世界でもトップクラスの速さだ。安定性においては岸川/水谷ペアに軍配も上がるが、爆発力ではこちらのほうがあるかもしれない。世界戦パリ大会は、どちらのペアリングで出場するのか楽しみだ。

男子ダブルス決勝
ガオ・ニン/李虎(シンガポール) 5、2、6、8 岸川聖也/丹羽孝希(日本)