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ジャパンオープン・荻村杯2013

●男子シングルス決勝
塩野真人(日本) 3、8、6、4 徐晨皓(中国)

男子シングルスも塩野が優勝。日本、男女シングルスを制した!

徐晨皓はバックドライブでのカット打ちも交え、塩野に抵抗を試みたが、いかんせんカット打ちのレベルがあまりに低かった。一球、二球攻め込んでも、塩野のカットが切れ味を増してくるとネットミスを連発。ベンチに入った肖戦コーチも苦笑いが漏れるほどだった。ここまでシングルスでは連勝街道を突き進んできたが、その幕切れはあまりにあっけなかった。

塩野は要所で鋭い連続攻撃も見せ、徐晨皓を翻弄。予選リーグから勝ち上がっての優勝。しかも予選リーグでは一敗を喫しながらの優勝。異例ずくめの優勝だが、今大会で見せたプレーは素晴らしかった。
全日本選手権では悔しい逆転負けが続き、試合後にガックリと肩を落とす姿もあった塩野。しかし、この荻村杯での優勝で、日本男子の貴重なジョーカーとして、改めてその存在がクローズアップされるだろう。優勝おめでとう!