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全国高校選手権(インターハイ2013)

●女子シングルス決勝
阿部愛莉(四天王寺・大阪) 8、7、10、-8、10 佐藤瞳(札幌大谷・北海道)

 団体の優勝に続き、シングルスでもタイトルを獲得した阿部。準々決勝の山本(靑森山田)戦では、ゲームカウント2-3で6ゲーム目の6-10から4本連取して挽回。そして準決勝の森(昇陽)戦では、バック対バックのラリーで試合を優位に進め、決め球のフォアスマッシュをフォアに打ち込んでいきストレート勝ち。

 決勝戦では、阿部のストップに対して佐藤が前に出てきたところをすかさずスマッシュする戦術で、佐藤を前後に揺さぶった。準々決勝では松平(四天王寺)を破った佐藤でも、あれだけ何発もスマッシュを打たれては対応できなかった。

 優勝を決めた後は、ベンチに入った松平と抱擁。阿部と松平、2人でつかんだうれしいタイトルとなった。

★阿部選手の決勝後のコメント
「私は力がないから、ガンガン打っても打ちぬけないので、ツッツキやストップで変化をつけるようにしたら、それで相手が崩れてチャンスが作れた。5ゲーム目はここで受け身になったら絶対負けると思って、序盤の良いプレーを最後まで出し切ろうと思いました。団体との2冠はすごくうれしい。目標にしている選手は福原愛さんです」


写真(左):佐藤のカットにも臆することなく、スマッシュを何発も打ち込んだ阿部
写真(右):ベンチにはチームメイトの松平が入った。優勝を決め、2人でピース!