〈中国 3−0 チャイニーズタイペイ〉
○許シン 7、8、8 陳建安
○馬龍 9、11、8 荘智淵
○張継科 6、−10、3、6 黄聖盛
中国がタイペイを破り、決勝に進出。これで93年イエテボリ大会から11大会連続の決勝進出となった。
準々決勝で韓国に逆転勝ちしたタイペイの勢いも、中国には通じず。3番のサウスポー・黄聖盛が1ゲームを奪うにとどまった。昨年のワールドチームカップで張継科を破った陳建安に、切り込み隊長としてイキの良いプレーを期待したが、台上で先手が取れず、苦手のブロックに追いやられ、許シンのパワードライブを浴びた。
絶好調の許シンと安定感抜群の馬龍を2点起用し、張継科を3番に配するこのオーダーは、現時点では中国男子のベストオーダーか。それにしても、現五輪&世界チャンピオンが3番のみの出場とは、何とも恐ろしいチームだ。さらに世界3位の樊振東、09年世界王者の王皓がベンチにいるのだから。