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世界卓球東京大会WEB速報

 〈ドイツ 3−1 日本〉
○ボル −16、5、4、12 丹羽
 オフチャロフ −8、16、6、−6、−8 水谷○
○フランチスカ 10、−7、−6、5、5 松平
○ボル 6、5、6 水谷

4番水谷がボルに敗れ、日本男子はドイツに1−3。これで4大会連続の銅メダルが確定した。
ボルは序盤から高い集中力で、フォアクロスの打ち合いから早めに水谷のバックへコース変更。先手を取ってコースを変え、積極的にフォアハンドドライブの連打で攻めるボルに、水谷はなかなか主導権を奪えなかった。「自分で決める」という強い意志のこもったプレー。これほど強いボルは久しぶりに見た気がする。

★水谷隼の試合後のコメント
「前回大会の準決勝で完敗したオフチャロフに勝てたことはひとつの収穫。4ゲーム目からそれまで使っていないサービスを使っていった。これまで世界団体の準決勝では0勝5敗で、この壁を乗り越えたいと強く思っていたので、それはうれしい気持ちもある。でも、ボルに対しては精神的にビビってしまった。メンタルがまだまだ弱い。ここまで完璧にやられるとは思わなかった。
 日本は過去3大会連続でメダルを獲得しているから、当たり前のように思われているけど、やはりメダルを獲るのは容易ではない。8日にまたロシアリーグに出るために、ロシアに向けて出発します。今度はクラブのために頑張りたい」
  • ボル戦は緊張してしまったと水谷

  • 松平は惜しい逆転負け

  • 試合後に握手を交わす水谷とボル