●混合団体3位決定戦
〈香港 2ー0 タイ〉
○杜凱琹 4、9、5 タモルワン
○孔嘉德 ー8、9、9、10 パダサック
混合団体3位は香港。タイは惜しくもメダルには届かず。
トップ杜凱琹は、ミドルでのバック対バックという絶対的な自信を持つコースでの打ち合いから、左右に細かく揺さぶり、チャンスボールは回り込んでパワードライブ。強く弾いて伸ばすボールや、回転をかけた沈む球質のボールなど、うまく緩急をつけてくる。時折出す、ブッツリ切れた下回転サービスも有効だった。
2番の孔嘉德は、パダサックと見応えあるラリー戦。互角の展開だったが、パダサックは台上で先手を取れず、先に攻められて後ろに下がるパターンが多くなった。孔嘉德のフォアストレートへの攻撃も効いた。第4ゲームは孔嘉德の10ー8のマッチポイントから、孔嘉德にレシーブミスが出て10ー10。「あと一本」の焦りが見えたが、次の一本を今度はパダサックがレシーブミス。これで勝負あり。香港は女子シングルスの杜凱琹の銀メダルに続き、今大会2個目のメダルを獲得した。