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速報・現地リポート

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アジア競技大会・卓球競技

●男子団体予選グループC・第2戦
〈日本 3ー0 パキスタン〉
○村松 4、4、5 ラミーズ
○松平 10、4、4 クレシ
○丹羽 4、1、5 カズミ

 日本男子はパキスタンを3ー0で下し、予選グループで2勝目を挙げた!
 モルディブ戦に続き、トップに出場した村松は、中国マカオ戦のラストで勝利したラミーズに快勝。バック表ソフトのカットはラミーズが何度も空振りするほどの変化があり、カットからのバックドライブは相手が思わず苦笑いするほどの威力。試合後、倉嶋洋介監督は「本人は緊張していると言っているけど、カットは安定しているし、攻撃は群を抜いたものがある。非常に楽しみです」と語った。

 「今回はすごく緊張しているけど、水谷さんから『緊張するのは当たり前だから気楽に行け』というアドバイスをもらいました。ユース五輪より緊張した。ぼくは団体だけなので、出る試合は全部勝って、応援もしっかりやって、優勝できるように頑張りたい」(村松)

 2番松平は、先ほどお伝えした「全面フォア面男」、クレシに第1ゲーム6ー10から6点連取で逆転し、ストレート勝ち。クレシのレシーブからの変則攻撃、堅いブロックに悩まされたが、中盤からスイッチが入った。

 3番丹羽は、対戦相手のカズミが中盤からやる気をなくすほど、やりたい放題のプレー。第1ゲームは10ー4のマッチポイントから、打球点を落としてフォアストレートへ、サポートの横を通すスーパーショットを繰り出した。狙わなければできないし、狙ってもできないプレーを、この大舞台のゲームポイントの場面でやるとは……。ちなみに丹羽は第1試合でベンチに入っていなかったが、これはベンチの人数制限があるため、試合に出ない選手はベンチに入らずに休んでいるとのこと。明日はチャイニーズタイペイ戦に準々決勝と、ハードな試合が続くため、体調管理も大切な仕事なのだ。早とちりでスミマセン。
  • フォアサービスでも何本もサービスエースを取った村松

  • 村松にアドバイスする倉嶋監督

  • 丹羽は緊張などどこ吹く風、というプレーを見せた