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速報・現地リポート

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アジア競技大会・卓球競技

●女子団体準決勝
〈日本 2ー0 シンガポール〉
○福原 8、7、7 リン・イエ
○石川 8、11、ー7、ー9、5 馮天薇
 平野 vs. ジョウ・イーハン
 福原 vs. 馮天薇
 石川 vs. リン・イエ

 日本、シンガポールに対し、前半を終えて2ー0とリード!
 トップ福原は強打者のリン・イエをフォアに振り、バックへ表ソフトのストップ性ブロックで小さく止める。台上に2バウンドしたブロックが、この試合だけで何本もあった。バックストレートへ強烈なパワードライブを見せたリン・イエだったが、福原のテクニックには完全に翻弄された。それにしても今大会の福原は、本当に強い。レシーブでもあまいサービスは決して見逃さない。

 そして2番では石川が馮天薇にゲームオールで勝利。ゲームカウント2ー0から2ー2に追いつかれる苦しい展開だったが、ループドライブでの回転の緩急や、ミドルを攻められた時の落ち着いた対応など、確かな成長のあとが見えた。第5ゲームは6ー2から、馮天薇が上げてきたロビングをシュートしていくスマッシュで鮮やかに打ち抜く。JA全農世界卓球・オランダ戦ラストのプレーを彷彿とさせる一撃で勝負あり。3番は平野対ジョウ・イーハン、ここで決めるぞ!

●女子団体準決勝
〈中国 3ー0 北朝鮮〉
○丁寧 9、7、5 キム・ジョン
○劉詩ウェン 7、3、8 リ・ミョンスン
○朱雨玲 3、6、6 リ・ミギョン

 女子団体準決勝のもうひと試合は、中国が圧巻のストレート勝ち。キム・ジョンを堂々の横綱相撲で打ち破った丁寧、リ・ミョンスンのカットを苦もなくライジングで連打する劉詩ウェン、そして強打にも完璧な反応を見せた朱雨玲。やはり中国女子は強い。先に決勝の舞台で、日本を待っている。
  • バックハンドの緩急が素晴らしかった福原

  • 石川、まさに「してやったり」の勝利

  • そのボールセンスを見せつけた劉詩ウェン