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世界卓球蘇州大会WEB速報

●男子シングルス準決勝
馬龍(中国) 1、7、8、-7、5 樊振東(中国)

馬龍の強烈なボールがコートへ突き刺さる。
初優勝を狙う馬龍、そして18歳の樊振東という注目の男子準決勝。
大熱戦が期待されたが、先輩の馬龍が奇襲戦術でスタートダッシュをかけ、ペースを握り、1ゲームを落としたものの内容では完全に圧倒した。

両者の対戦では、2013年全中国運動会の決勝での壮絶な打ち合いは、記憶に新しいだろう。
しかし、世界選手権では中国同士の対戦になると、「はずし」にかかる。馬龍はクロスの打ち合いではなく、バックのストレートプッシュやカットショート、そしてロングサービスで、樊振東のバックドライブとチキータのミスを誘い、要所でフォアドライブをたたき込んだ。
世界選手権準決勝という大舞台で馬龍の術中にはまった樊振東。
ボル(ドイツ)を倒し、メダルを獲得したが、今日の試合内容では、この怪物は納得しないだろう。
超えるべき先輩の壁の前に立ち尽くすしかなかった。

●女子ダブルス準決勝
丁寧/李暁霞(中国) 5、2、7、6 リー・ジエ/リー・チェン(オランダ/ポーランド)

女子ダブルス準決勝は中国ペアが圧勝。昨日右足首を傷めた丁寧は、ボールを拾いに行く際に少し足を引きずっているが、相手がカットペアということもあり、正確にループドライブで返球。浮いて返ってきたカットを李暁霞がたたくパターンで、全くチャンスを与えなかった。
  • バックハンドのコースの打ち分けも巧みだった馬龍

  • 樊振東、経験の差を見せられる

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※上記リンクは2015年4月時点のものです。