インターハイが始まり、試合の熱さはもちろんだが、会場内外も非常に暑い。
選手が待機するロビーはいるだけでじわりと汗がにじみ、外のメーカーブースをまわるだけで玉のような汗が流れる。
会場内は、台と台との間の通路が狭く、選手も通るのが大変そうで、その分だけベンチメンバーの応援ジャンプは控えめになっている。
県立滋賀体育館は、例年のインターハイより手狭な感はあるが、選手の協力、進行の迅速さもあり、思ったほどタイムテーブルは遅れずに初日を終えた。
本日の2試合目には、青森山田の三部、及川など、個人戦の有力選手も登場したが、まだインターハイは始まったばかり。調子を上げるのも取り戻すのもこれからの戦いに寄るだろう。
ひとり注目の1年生を紹介しよう。
開志国際の石山選手だ。ずっしりとした下半身と、ぶれない体幹。そして何よりボールへの予測能力が高く、相手のドライブにも迷わずカウンターを振り抜いていく。
突破力、という言葉が似合う。団体戦では敗退したが、個人戦でも楽しみな選手だ。