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リオ五輪

 日本女子はエースの石川の敗戦で重い空気が流れていたが、その雲を蹴散らすように福原愛が素晴らしいプレーを見せた。まず午前中にドデアン(ルーマニア)に完勝し、夜には北朝鮮のカットマン、リ・ミョンスンにこれまた完勝。
 ドライブで粘るのではなく、ドライブにツッツキやストップなどを混ぜ、バックハンド攻撃も入れながら、フォアのスマッシュも織り交ぜるなど、完璧なカット攻略を見せた。
 
 明日の準々決勝はシンガポールの馮天薇。オリンピックに調子を合わせてくる選手だが、4年前のロンドンでは団体戦トップで福原が勝っている相手。この選手を下せば、反対側からは李暁霞が上がってくる。仮に負けても、メダル決定戦では、ユ・モンユ(シンガポール)とキム・ソンイ(北朝鮮)の勝者と対戦する可能性が高い。
 明日の馮天薇にメダル獲得の可能性がかかっている。
  • 強打と軽打の絶妙な組み合わせのカット攻略を見せた福原

  • 気合も十分だった