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平成28年度全日本選手権速報

 往年のフットワーク、強烈な3球目パワードライブは少なくなったとはいえ、現代卓球の最新型のような吉村のプレーに老かいなテクニックと試合運びで対抗した吉田海偉。ペンホルダーの意地を見せ、コート高く舞い上がるロビングからの逆襲で大いに観客を沸かせた。以下は試合後のコメント。

「惜しかったけど、あとちょっとが一番難しい。今大会8試合目で、疲れも正直ありましたけど、水谷とやりたくて頑張りました。対戦相手は若い選手ばかりで、自分はオールフォアなのでキツいですけど、それが好きなのでしっかり体力トレーニングして、また来年頑張りたい。
大観衆の中でやれるこの雰囲気は大好きで、試合後にも拍手を送ってもらってありがたかった。年齢は35歳だけど気持ちは25歳。歳をとっても全然気にしないし、40歳までやりたい。普通の人には負けないです」(吉田)