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全国高校選手権(インターハイ2017)

●学校対抗3回戦
遊学館 3−1 慶應義塾

強豪の遊学館を相手に互角の戦いを見せた慶應義塾。2番でエースの林が川村から1点を奪取。1番川瀬も出雲を土俵際まで追い詰めた。
慶應義塾にはスポーツ推薦はなく、厳しい受験戦争を勝ち抜いてきた選手たちが卓球でも県予選を勝ち抜いて、この舞台に立っている。
全国でベスト16に入り、まさに文武両道の選手たちと言えるだろう。

「選手は120%のプレー、コンディションでやってくれました。しかし、トップの選手は要所での点の取り方がすごい。きっちり取ってくる。勝てなかったですが、遊学館相手にここまでやれたということは収穫でした。選手たちは自信になったと思います。
 林は中学の時に全国大会には出ていない。強豪じゃなくても頭を使って、プレーすることで全国でも勝てることを証明してくれたと思います。他の選手たちもみんな伸びてくれている。強豪校じゃなくても強くなれるんだという希望になったんじゃないかな。来年は3年生が抜けてきついですが、またイチからチーム作りをします」(慶應義塾・松井監督)
  • ムチのようにしなった腕から放たれる林のドライブ

  • 文武両道を掲げる松井監督