●男子学校対抗準決勝
愛工大名電 3−0 希望が丘
○木造 5、8、11 阿部
○田中 7、8、9 吉田(海)
○木造/高見 9、−8、4、7 永田/吉田(海)
名電が横綱相撲で希望が丘に勝利。2連覇をかけた決勝へと駒を進めた。
昨日、思わぬ敗戦を喫した木造だが、一夜明けてうまく気持ちを切り替えており、キレのある体が戻っている。希望が丘のルーキー阿部の強打を前中陣でうまくさばいて、貫禄の試合を見せた。
エースの復調はチームの勢いを加速させる。
今大会、抜群の安定感を誇る田中がキッチリ点を取り、ダブルスに繋いだ。
ダブルスと後半のシングルスにつないで、勝負をかけたかった希望が丘だが、前半の2点の流れを変えられず。希望が丘のフィールドに引き込むことができなかった。
「名電は4点揃っているから、どこを崩すかを考えました。爆発力のあるふたりを前半にオーダーしました。前半で1点取りたかったですね。1年生の阿部はパワーもあるし、元気もある。木造くん相手に少しでも崩せるかなと。
ダブルスは相当にやりこんできて、木造/高見の研究もしてきました。弱点をうまくついて、2ゲーム目を取ったんですが、最終的には対応されてしまう。弱点も最初は効いても、対応してくる。最後は技術力の差が出てしまいました。
3位では満足できない。また鍛え直して、戻ってきます」(希望が丘・石田監督)