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2017世界ジュニア選手権大会

●女子シングルス1回戦
長崎 5、1、5、−7、5 チェコバ(チェコ)
木村 8、5、5、−9、7 トリゴロス(ベラルーシ)
加藤 6、2、2、1 マテジョフスカ(チェコ)
木原 6、7、−9、9、9 ビグニェビッチ(セルビア)

女子シングルス1回戦、日本女子も4人揃って2回戦進出!

加藤はレシーブからの速攻とキレのある3球目攻撃で、マテジョフスカを全く寄せつけず。「団体戦の時はサービスが長くなって負けてしまったので、サービスが短く出せるように自分の中で意識してプレーしました。1本も無駄なミスをしないよう、どんどん調子が上げていけるよう、気を引き締めてやりました」と試合後に語った。
昨日は午前中は休養をとり、午後は会場で練習。女子団体決勝での敗戦からきっちり切り替え、「気持ちの部分ではもう問題ないです。今大会の目標はもちろん優勝。ダブルスも優勝を狙います」と力強くコメントした。

前回大会ベスト16のトリゴロス(ベラルーシ)を破ったのは木村。トリゴロスは時折見せるしゃがみ込みのフォアサービスに特徴があるが、その他はオーソドックスな右シェークドライブ型。「ヨーロッパの選手はやりやすいです」と語る木村は、バック面の変化系表ソフトをうまく生かして、厳しいコースを突くフォア強打に結びつけた。

木村のベンチに入るのは、同じシェーク異質のスタイルで活躍した山梨有理さん。「今日の相手(トリゴロス)はビデオで映像を見て、山梨コーチにサービス・レシーブの対策をしていただいたのがすごく良かったです。その成果が出たと思います。山梨さんのアドバイスはすごく参考になりますね。同じ異質(バック表)なので、相手が嫌がる緩急やミドル攻めなどを細かくアドバイスしてもらえます」(山梨)。異質コンビの二人三脚で、上位進出を狙う。
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