●混合ダブルス準々決勝
薛飛/王曼昱(中国) 6、9、9、5 シドレンコ/A.ディアス(ロシア/プエルトリコ)
プレテア/ディアコヌ(ルーマニア) −8、8、12、−3、8、6 徐海東/銭天一(中国)
安宰賢/金智淏(韓国) 7、9、−7、8、6 牛冠凱/石洵瑶(中国)
王楚欽/孫穎莎(中国) 5、4、1、7 フランシスコ/周穎詩(ポルトガル/香港)
大会第6日目の最終戦、混合ダブルス準々決勝が行われ、第1シードの薛飛/王曼昱と第2シードの王楚欽/孫穎莎という優勝候補の双璧が快勝する中、残るふたつの中国ペアがここで姿を消した。
牛冠凱/石洵瑶は、台から下がってのラリー戦で安宰賢の球さばきに翻弄され、牛冠凱のパワー不足が出てしまった。そして徐海東/銭天一は、ルーマニアの大応援団をバックに戦うプレテア/ディアコヌに敗れた。プレテア/ディアコヌは球威では中国ペアに及ばなかったが、プレッシャーのかかる場面でも高い集中力で、ラリー戦を次々に制した。
プレテア/ディアコヌは勝利の瞬間、倒れ込んだプレテアにディアコヌが抱きつき、フロアで抱擁。その場でクルリと半回転。コート外でも一緒にいる場面をよく目にするふたり、ただならぬムードを漂わせていました。後でごゆっくり、どうぞ。
そこからルーマニアのコーチや選手、関係者がフロアになだれ込み、もうお祭り騒ぎ。ちょっとクレイジーな応援をする時もありますが、このルーマニアの熱さ、いいですねえ。