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2017世界ジュニア選手権大会

●女子ダブルス決勝
石洵瑶/孫穎莎(中国) −7、12、4、−8、−10、9、9 銭天一/王曼昱(中国)
●男子ダブルス決勝
王楚欽/薛飛(中国) −10、8、5、5、5 安宰賢/白鎬均(韓国)

男女ダブルスとも、優勝は中国ペア!

女子ダブルス決勝は、中国勢同士の対戦でありながら、激しいラリーの応酬。右利き同士の石洵瑶/孫穎莎に比べ、左利きの銭天一がいる銭天一/王曼昱が有利かと思われたが、孫穎莎が中陣から両ハンドを多彩なコースに打ち分け、互角のラリー戦を展開した。

最終ゲームも最後までもつれたが、団体戦決勝3番で長崎に敗れ、シングルスでも2回戦で敗戦を喫するなど、ここまで元気のなかった石洵瑶が奮起。攻撃的なプレーで11−9で競り勝ち、孫穎莎と歓喜の抱擁を交わした。

男子ダブルス決勝は、韓国ペアが幸先良く1ゲームを先取したが、薛飛が台上プレーで先手を取り、左腕の王楚欽が軽快な動きからパワードライブを打ち込んだ中国ペアが4ゲームを連取した。これで薛飛は男子団体、混合ダブルス、男子ダブルスと3種目で優勝。残る男子シングルス決勝に4冠がかかる。
  • 石洵瑶/孫穎莎、ゲームオール11−9での劇的勝利

  • 石洵瑶にとってはうれしい優勝。笑顔で抱擁

  • 中国男子のエースペアとして、実力を見せ付けた王楚欽/薛飛