速報・現地リポート

トップニュース速報・現地リポート

2018世界卓球ハルムスタッド大会速報

●男子団体予選グループ・第4戦
〈日本 3−0 チャイニーズタイペイ〉
○張本 -4、7、12、8 荘智淵
○水谷 9、6、5 陳建安
○松平 6、-11、7、4 林昀儒

昨日、イングランドに敗れた日本男子、チャイニーズタイペイを3−0で完封!
トップ張本は荘智淵に対し、1ゲーム目を先取され、2ゲーム目も4−1のリードから4−6と逆転される嫌な展開だったが、徐々に声が出てくる。フォアに飛ばされるのを気にしてやや台から下がり気味だったが、バック対バックでは前について速さで上回り、荘智淵を後ろに下げる。下回転サービスでのサービスエース、荘智淵のミドルに打ち込むフォアドライブが要所で効いた。4ゲーム目の10−8で迎えたマッチポイントでも、荘智淵のミドルへ3球目フォアドライブを決めた。

2番水谷は出足から気合いが入っていた。昨日、4番ピチフォードとのエース対決で敗れたことが、闘争心に火をつけたか。結果的にストレートで勝利したが、3ゲーム目とも完ぺきなスタートダッシュを決め、ラリー戦ではフォアハンドで積極的に攻めた。3ゲーム目は5−0のリードから5−5まで追いついたが、次の一本がエッジで入ると、一気の6点連取で11−5。決着をつけた。

3番松平は1ゲームを先取した2ゲーム目、9−4から逆転されてヒヤリとさせたが、若さがのぞく16歳の林昀儒に対し、フォアドライブの長短のコントロールや、ラリー戦での正確な返球でミスを誘った。これで日本男子はグループCの2位が確定。明日の最終戦のシンガポール戦後、決勝トーナメントのドローに注目が集まる。
  • 張本、この闘志が見たかった!

  • 張本にトップで敗れた荘智淵

  • 水谷は今大会最高のプレーを披露

  • 健太のプレーもキレがあった

  • 予測能力の高さに将来性を感じさせた林昀儒だが、ミスも多かった