●男子団体・決勝トーナメント1回戦
〈オーストリア 3−2 ポルトガル〉
ガルドス −8、11、−9、−10 アポロニア○
フェガール −8、7、−6、−7 フレイタス○
○Da.ハベソーン 10、9、5 モンテイロ
○フェガール 9、3、9 アポロニア
○ガルドス 5、5、−4、9 フレイタス
●男子団体・決勝トーナメント1回戦
〈ブラジル 3−2 クロアチア〉
ツボイ −6、−7、12、−9 ガチーナ○
○カルデラノ 9、−8、9、6 プツァル
ジョウティ −8、8、−4、6、−7 コジッチ○
○カルデラノ −6、5、8、−7、3 ガチーナ
○ツボイ −9、−8、10、7、9 プツァル
現地時間で深夜の23時を回った、男子決勝トーナメント1回戦の大激戦は、オーストリアとブラジルが勝利!
オーストリアはポルトガルに前半で0−2とリードされながら逆転勝ち。4番フェガールはブロックの堅い選手だが、これまで見たことがないほどフォアドライブで攻めまくった。ラストではガルドスが、故障の影響もあり、万全の状態ではないフレイタスを台から下げ、両ハンドの鋭い強打を突き刺した。
そして勝利に大騒ぎとなったのがブラジルだ。巨漢揃いのクロアチアに対し、カルデラノが正面からパワーで押し切って2勝を挙げ、勝負はラストへ。序盤は守備力の低さを突かれ、フォアドライブでもミスを連発していたツボイが、最後まで諦めずに3ゲーム目から粘り抜き、プツァルに逆転勝利。ベンチから選手たちが猛ダッシュでツボイのもとに駆け寄った。
明日の準々決勝で、オーストリアは中国、ブラジルはドイツと対戦。オーストリアは相当厳しい戦いになるが、ブラジルはドイツ相手でもカルデラノが2点獲る可能性がある。接戦になればブラジルにもチャンスはある。ドイツがこれまで3番に起用していたオフチャロフを2点起用するのか、カットのフィルスの起用はあるのか。興味深い一戦になりそうだ。