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2018世界卓球ハルムスタッド大会速報

●男子団体・決勝トーナメント1回戦
〈オーストリア 3−2 ポルトガル〉
 ガルドス −8、11、−9、−10 アポロニア○
 フェガール −8、7、−6、−7 フレイタス○
○Da.ハベソーン 10、9、5 モンテイロ
○フェガール 9、3、9 アポロニア
○ガルドス 5、5、−4、9 フレイタス

●男子団体・決勝トーナメント1回戦
〈ブラジル 3−2 クロアチア〉
 ツボイ −6、−7、12、−9 ガチーナ○
○カルデラノ 9、−8、9、6 プツァル
 ジョウティ −8、8、−4、6、−7 コジッチ○
○カルデラノ −6、5、8、−7、3 ガチーナ
○ツボイ −9、−8、10、7、9 プツァル

現地時間で深夜の23時を回った、男子決勝トーナメント1回戦の大激戦は、オーストリアとブラジルが勝利!

オーストリアはポルトガルに前半で0−2とリードされながら逆転勝ち。4番フェガールはブロックの堅い選手だが、これまで見たことがないほどフォアドライブで攻めまくった。ラストではガルドスが、故障の影響もあり、万全の状態ではないフレイタスを台から下げ、両ハンドの鋭い強打を突き刺した。

そして勝利に大騒ぎとなったのがブラジルだ。巨漢揃いのクロアチアに対し、カルデラノが正面からパワーで押し切って2勝を挙げ、勝負はラストへ。序盤は守備力の低さを突かれ、フォアドライブでもミスを連発していたツボイが、最後まで諦めずに3ゲーム目から粘り抜き、プツァルに逆転勝利。ベンチから選手たちが猛ダッシュでツボイのもとに駆け寄った。

明日の準々決勝で、オーストリアは中国、ブラジルはドイツと対戦。オーストリアは相当厳しい戦いになるが、ブラジルはドイツ相手でもカルデラノが2点獲る可能性がある。接戦になればブラジルにもチャンスはある。ドイツがこれまで3番に起用していたオフチャロフを2点起用するのか、カットのフィルスの起用はあるのか。興味深い一戦になりそうだ。
  • ラストを締めたガルドス。39歳とは思えない若々しい速攻プレー

  • 3番で快勝し、オーストリアに流れを引き戻したハベソーン

  • ラストのツボイ、完敗ムードをひっくり返した

  • ブラジルの選手たちはカーニバルのような騒ぎ!

  • ポルトガルのエース・フレイタスはラストで悔しい敗戦

  • ツボイに逆転負けを喫したプツァル。眠れない夜になりそうだ…