女子がコリアに勝った後に、日本男子は準々決勝で韓国と対戦。日本は3番手に丹羽ではなく、松平を起用した。
トップは張本対鄭栄植で、1ゲーム目、10-6とゲームポイントを奪ったが、10-10に追いつかれ、15-17で落とした。打ち急ぎが目立った張本。
2ゲーム目、バック対バックで優位に立った張本がラリーの主導権を奪う展開。速さの張本が回転の鄭のバックハンドを上回り、11-6で取り返す。
3ゲーム目、張本のバック強打が炸裂。5-2、8-4、10-6、10-9、そして11-9と競り合いをものにしてゲームを連取した。
4ゲーム目、張本失速し、3-11で落とす。
勝負の最終ゲーム、一進一退で5-5から8-7で韓国のタイムアウト。8-8、8-9、9-9、9-10で、張本のチキータがオーバーミスして9-11。日本は痛い敗戦となった。
2番は五輪3位の水谷と世界選手権3位の李尚洙の対戦。1ゲーム目、李尚洙の猛攻をしのぎながらも要所で攻め返し、11-9でゲームを先取。
2ゲーム目は李尚洙がリードしていく展開。6-10から水谷が10-10に追いつくも、11-13で落とした。3ゲーム目、水谷は出足から一気に攻め込み、11-3で取り返す。
4ゲーム目、いきなり8-0とリードし、勝負あったかと思いきや、そこから8-6。10-7でマッチポイントを奪うも、10-10にされる。12-12からチキータのミスで12-13。最後は李尚洙の台上ドライブが決まり12-14で落とした。8-0から逆転で落とした。
最終ゲーム、5-4でチェンジエンド。手に汗握る展開となった。6-4、カウンターブロックで7-4、7-5、8-5、捨て身のドライブが決まり9-5。10-7から最後は水谷のブロックが決まり、11-7。1ー1で3番の松平対張禹珍だ。
●男子団体準々決勝
〈日本 1-1 韓国〉
張本智和 -15、6、9、-3、-9 鄭栄植○
○水谷隼 9、-11、3、-12、7 李尚洙
松平健太 vs 張禹珍
水谷隼 vs 鄭栄植
張本智和 vs 李尚洙