速報・現地リポート

トップニュース速報・現地リポート

2018世界卓球ハルムスタッド大会速報

●男子団体準々決勝
〈韓国 3ー1 日本〉
○鄭栄植 15、ー6、ー9、3、9 張本智和
 李尚洙 ー9、11、ー3、12、ー7 水谷隼○
○張禹珍 9、ー9、9、7 松平健太
○鄭栄植 5、8、7 水谷隼

日本男子、韓国に敗れてベスト8…!

2番を終えて1ー1。3番松平は軽快なフットワークで、張禹珍と接戦を展開。落とした1ゲーム目、3・4ゲーム目はいずれも出足で3ー0、4ー0、4ー0と先行したが、リードしてからの攻撃にやや決め手を欠いたか。張禹珍のサービスと切れたストップに数本ミスが出たのも響いた。

1ー2と後がなくなった日本。4番水谷で1点返してラスト張本につなぎたかったが、水谷と鄭栄植はどうにも相性が悪かった。回り込んで攻めるプレーはほとんどなく、高い打球点から水谷の両サイドへ、強烈なバックハンドを打ち込んでくる鄭栄植。トップ張本はバック対バックで鄭栄植のバックハンドを受け止め、接戦を展開したが、左腕の水谷はフォアサイドを厳しく攻められ、台から離された。相手が強引に攻めてくれば打開策もあるのだが、鄭栄植は決して無理に仕掛けようとしない。

これが戦型の「相性」なのか。ゲームカウント2ー0の3ゲーム目、出足で4ー1とリードした水谷だったが、ここから5ー7と逆転され、最後は7ー11。ストレートでエース水谷が敗れ、日本男子のメダル獲得の連続記録は5大会で途切れた。
  • 3番松平、リードを守れず惜しくも敗れる

  • 日本から大きな1点を奪った張禹珍

  • 鄭栄植、水谷をストレートで下して韓国の勝利を決めた

  • 鄭栄植と抱擁する韓国男子の金擇洙監督