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全国高校選手権(インターハイ2018)

「相手はどれだけリードしようと、1本も気を抜かなかった。選抜のような試合をしようとしたが、力がなかったですね」と準々決勝後に東山の宮木監督は語った。
愛工大名電は3回戦で慶誠相手にダブルスを落としたことで喝を入れられたか。
やや不安定だった田中・加山のダブルスは別人のように強固となり、東山にストレート勝ち。緩んでいたほんの少しの隙がなくなったように思える。

1年生の曽根は慶誠、東山戦では前半に出場。競った場面もあったが、自分の間合いを崩さず、難敵に勝利。やや緊張していたが、ゲームの中で持ち直す力はさすがだった。それまで後半に控えていた曽根だが、決勝で戦うことを想定したオーダーだろう。実力以上に場慣れは大きい。

地元でのインターハイでの優勝は、愛工大名電にとって至上命題。
準決勝の相手は今大会絶好調の滝川第二だ。圧倒的有利の中で、一分の隙を見せるか、叩き潰しにいくか。準決勝の戦いぶりで決勝の行方もみえてくる。
  • キーマンになる曽根

  • 東山の田仲の独特なタイミングに惑わされず、勝利をあげた

  • エース対決を制した田中もエンジン全開

  • 大旋風を起こしている滝川第二。勢いを止めずにぶつかりたい