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全国高校選手権(インターハイ2018)

学校対抗準々決勝で鶴岡東が野田学園に勝利。
波乱と表現するには失礼なほど、鶴岡東は強かった。
一時期はオールフォアの鶴岡東を呼ばれたが、今大会は印象が違った。
バックのうまさと固さがあり、むしろどの校よりもオールラウンドタイプの選手に仕上がっている。加えて、持ち前の一撃のフォアの強さは活きているので、打ち合いにも強い。

以前はフォアに自信があるゆえに、無理をして回り込んで、逆に不利な展開を呼び込んでしまったが、杉野森監督の改革により、鶴岡東は変わった。

バック技術が向上したことでフォアの打球点が早くなり、得点率も上がっている。がむしゃらにフォアを打つのではなく、決まるフォアを打つ。
特に中橋のフォアは今大会随一の一級品、2番手の星もとてつもないフォアを打つ。

他校が両ハンドをバランス良く強化する中で、バランス+必殺のフォアを持っている鶴岡東。

選手たちの体は強く、集中力も高い。よく鍛えているという印象だ。
準決勝の相手は昨年2位の遊学館。こちらもパワーのある選手ばかりだ。

肉弾戦となる準決勝、見逃せないカードだ。
  • 中橋のフォアはシニアクラス

  • 長身の星のパワーも凄まじい

  • 野田学園越えを果たし、次は遊学館へ挑む

  • 遊学館のエース・川村が立ちはだかる