速報・現地リポート

トップニュース速報・現地リポート

全国高校選手権(インターハイ2018)

 前回大会はベスト8ながら、女子シングルスでサプライズの優勝を飾った野村萌。決勝の塩見戦でのプレーは圧巻。地元開催でありながら、プレッシャーとは無縁のプレーで最後まで攻め切った。「打てば入る」プレーだった。以下は優勝後のコメント。

「団体で日本一になるという目標を持ってやってきて、四天王寺に準決勝で負けてしまったので、その悔しい気持ちをシングルスにぶつけようとみんなで言っていました。すごくうれしいんですけど、まだ実感がわかないです。

 地元開催なので、応援が大きい分それをプレッシャーに変えてしまう選手もいると思うんですけど、私はそれを力に変えて背中を押してもらえた。本当に応援してくださった方たちのおかげです。
 
 決勝の塩見さんに対しては、気持ちの面でも「絶対に勝ってやろう」と思ってしまうとプレーできなくなるので、ここまで来られたのは自分でもすごいことだと思うので、「やりきる」ことを意識して、一球一球目の前のボールに集中していました。大会前は、やはり上のレベルになるとサービス・レシーブが重要だと思うので、時間があればサービス練習をやってきました」(野村)

 「卓球では緊張しないです。インタビューのほうが緊張します(笑)」と笑顔で語った野村。笑顔と勇気の初優勝だった。
  • 愛み大瑞穂の神谷監督と、笑顔のツーショット