スマホ版に
戻る

速報・現地リポート

トップニュース速報・現地リポート

平成30年度全日本選手権速報

●女子シングルス決勝
伊藤美誠(スターツSC)11、9、6、-9、5  木原美悠(JOCエリートアカデミー)

 1ゲーム目は木原がリードしていたが、最後に伊藤が逆転して、ゲームを先取。その後は伊藤ペースで進んでいく。4ゲーム目、9-3とリードして、そのまま優勝に思えたが、そこから木原が逆転。5ゲーム目は、伊藤は再び「試合に入り」、木原を押し切り、女子では史上初の2年連続の三冠王を達成した。2年連続の三冠王は昭和57・58年(1982・1983年)の齋藤清以来、35年ぶりの快挙である。
 試合直後は逆転で落とした4ゲームに不満だったのか笑顔を見せなかった伊藤だが、次第にその表情に笑みが戻った。

★伊藤美誠の優勝インタビュー
「うれしい気持ちはあるけどホッとしています。勝った時はうれしかったけど、4−0で勝てた試合で、9−3から挽回されたのでちょっと……。でも、最後はしっかり勝てたので、自分自身の成長に拍手したい。去年の優勝からすごく自信がついて、中国選手にも勝つことができた。自分の中でレベルが上がっていると感じています。全日本で三冠王が取ることができたのは、強くなったということなんだと思います。
 2年連続で三冠王を獲れると思ってなかったので、驚いています。木原さんは向かってくると思っていたけど、私自身も挑戦者の気持ちでやりました。
 オリンピックに出場する目標があるので、しっかりとこのシーズンを楽しくやり遂げたい。もっとレベルアップして、オリンピックに出場できるように頑張っていきたいです」
  • 伊藤、女子では初の2大会連続3冠

  • 皇后杯は伊藤の手に

  • 敗れるも決勝進出の最年少記録を更新した木原