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速報・現地リポート

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平成30年度全日本選手権速報

●男子シングルス4回戦
張本(JOCエリートアカデミー) 7、4、5、8 時吉(ZEOS)

男子シングルス4回戦、連覇を目指す張本は時吉にストレート勝ち!
時吉の強烈な前陣バックドライブも正確にブロックし、少しでも打ちあぐめば両ハンドの速攻。張本は速さで時吉を制圧し、カウンターでの逆襲を許さなかった。「バックハンドと細かい台上技術が良くなっている。前やった時よりも桁外れに強くなっていて、威圧感もある。台上部分が良くなっていて、こちらが攻められないようになっている」と試合後の時吉。

「普通の選手はグリップを持ち替えてサービスを出すのに、彼は同じグリップで出してきて、回転が読みづらかった。台上のストップも普通の選手と違ってタイミングを外して、あえて遅いタイミングで止めてくるので打ちづらい。あの強さは別格ですね」(時吉)

 試合後、張本のコメントは冷静だった。「1ゲーム目は取られてもおかしくない内容でしたけど、1ゲーム目のうちに修正できたのは良かったと思います。去年との違いは特にない。全日本選手権では世界ランキングも去年の結果も関係ないので、1試合ずつ勝ち上がっていくだけです」。「前半戦は妹が話題を持っていったので、後半は自分がニュースに出られるように頑張ります」。そう笑顔で語った。