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速報・現地リポート

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平成30年度全日本選手権速報

●男子シングルス5回戦
大島祐哉(木下グループ) 4、10、10、6 大矢英俊(東京アート)
定松祐輔(日鉄住金物流) 7、8、−4、14、8 平野友樹(協和発酵キリン)

 かつては全日本では準決勝に進出するなど「野獣王子」として存在感を示してきた大矢は大島にストレートで敗れた。大島に対して独特の両ハンド強打で攻め込むも、中陣で大島が応戦したボールにミスが出た。

「若い時代の時には成績は良かったけど、今は若い選手が強い。その中で 今30歳だけど、今が一番強いと思っている。それでも大島くんに0−4と言うことは実力が足りないことを認めざるを得ない。悔しいです。自分の中で相手は強いんじゃないかという思いがあって、リードしていても追いつかれるんじゃないかという気持ちが強いから余裕がなくなって焦ってしまう」(大矢)

 日本リーグ、Tリーグで活躍する平野は5回戦で散った。相手は昨年もランク入りした定松。出足から定松の気迫が平野にプレッシャーをかける。定松は4−1の勝利で2年連続のランク入りを決めた。
「初めての対戦でした。想定した中で最悪の展開になった。思っていたよりも打たされてしまった。勝つのは、難しいですね」。平野は言葉少なにコートを去った。
  • 大矢をストレートで沈めた大島

  • ベスト32で大会を終えた大矢

  • 定松は2年連続のランク入り