スマホ版に
戻る

速報・現地リポート

トップニュース速報・現地リポート

平成30年度全日本選手権速報

●女子シングルス6回戦
早田ひな(日本生命) 7、6、ー11、8、5 石川佳純(全農) 

 女子シングルス6回戦屈指の好カード、石川佳純と早田ひなの左腕対決は、早田ひなが4ー1で勝利。平野に続き、石川も今日で全日本の舞台を去る、予想外の結果となった。
 出足から早田の両ハンドのドライブが唸りを上げて石川を襲う。Tリーグに参戦しつつ、卓球をより攻撃的に改造していた石川も、なかなかラリーの主導権を奪えない展開が続く。「今日はひなちゃんのプレーが本当に良かった」と4度の優勝を誇る石川も脱帽だった。
 これで石川は12年連続続いていたベスト8以上の記録が途切れた。
 伊藤・石川・平野の3強で優勝は決まると思われていた女子シングルスだが、平野と石川が舞台から消えた。伊藤が独走するのか。まだ嵐が吹くのか、今年の全日本は先が読めない。

以下は石川のコメント。
「バック対バックで有利になれなかった。厳しい戦いになるのはわかっていたけど、レシーブからうまくプレーができなかったので、押された状態でラリーが始まっていた。ミスしてはいけないボールまでミスしていた。納得いかない悔しさの残る大会となりました。
 ひなちゃんはボールの威力が上がっているし、コースがわかりづらかった。出足でリードされて、自分のプレーができずに流れに乗るきっかけをできなかった。特に2ゲーム目の5−3から簡単なミスをしてしまって、挽回するのが難しくなった。残念ですけど良い勉強になりました。。サービス、レシーブも前よりも厳しくなっていました。また3月からのワールドツアーから頑張りたい」
  • 早田、バック対バックで石川を制す

  • 勝利の瞬間、このガッツポーズ!

  • 石川、連続ベスト8入りの記録は12年で途切れる