スマホ版に
戻る

速報・現地リポート

トップニュース速報・現地リポート

平成30年度全日本選手権速報

●男子シングルス6回戦
水谷隼(木下グループ) −13、9、5、8、8 上田仁(岡山リベッツ)

 第2シードの水谷に挑んだ上田。昨年、会社を辞め、プロとしての道を歩み、そして迎えた全日本だったが、水谷の前に敗れた。激しいラリー戦の中で足を使った「水谷卓球」を見せた「世界の水谷」。王者復活へ並々ならぬ執念を感じた。明日は準々決勝で丹羽と対戦する。

以下は上田のコメント。
「2ゲーム目、8−6でリードして、自分のサービスでそこから取られて、相手のほうが余裕が出てきたのかも。いつもよりもフォアハンドで回り込んでくることが多くて、プレッシャーをかけられ、後半自分が少し弱気になってしまった。
 水谷さんとはTリーグで対戦しているけれども、その時よりもフォアで動いてきて、抜けるボールにも届いてしまうので、いつもよりも1本多く返ってきたし、焦って打ってしまった。 
 昨年、会社を辞めて、環境を変えて、1年間良い感じできていたのに、年末の選考会でズタズタで、一から見直してやってきた。全日本で優勝するしか世界選手権の代表にはなれないと思ってやってきたので、悔しいですね。
 Tリーグは盛り上がっているし、そこで頑張るのは大前提ですけど、自分は日の丸を背負って世界の舞台に立つことを目標としているので、Tリーグ内で収まらないように変えていかなければならない」
  • いつになく気迫が感じられる水谷

  • 上田は水谷から1ゲームを奪うにとどまる