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平成30年度全日本選手権速報

●女子シングルス準々決勝
木原美悠(JOCエリートアカデミー) ー5、10、ー7、ー10、9、8、9 佐藤瞳(ミキハウス)

 昨日、平野美宇を下した中学2年の木原がフルゲームまでもつれた末に佐藤を撃破。石川佳純以来となる中学2年での女子シングルスベスト4進出を果たした。

 ミドルを中心にドライブを集め、あまくなったボールを狙いにいった木原だが、4ゲーム目までは決め手を欠き、佐藤が3-1とゲームをリード。長いラリーが続く試合は5ゲーム目に促進ルールに入ると流れは木原へ傾き始める。佐藤のサービスではじっくりとつなぎ、攻撃も前陣に貼りついてシャットアウト。自分のサービスのターンでは好球必打のカット打ちを見せた木原がじわじわと追い上げ、勝負は最終ゲームへ。
 終盤まで一進一退の展開となるも、8-9で佐藤が回り込んでバックへ放ったスマッシュを木原がストレートへのブロックでノータッチ。最後は佐藤のスマッシュミスでゲームセット。我慢のプレーを見せた木原が大逆転で準決勝へと駒を進めた。2年ぶりのベスト4まであとわずかに迫っていた佐藤は促進ルールに入り、勝負所での攻撃のミスに泣いた。明日の準決勝、木原は森との対戦となった。

★木原コメント
「疲れました。緊張していたけど最後まで我慢してやれた。試合前に朱雨玲と佐藤さんの試合のビデオを観て対策は練ってきた。戦術の部分、サービス・3球目の部分を確認しました。(5ゲーム目に促進ルールに入って)ルールを覚えているか心配でした(笑)。促進ルールに入ってサービス・3球目で良い形に持っていけたのが大きかった。自分はスマッシュが打てるので、それをうまく使えた。(石川佳純以来の中2でのベスト4は)その頃の石川さんと比べて、自分はまだまだだと思います」
  • 木原、快進撃は止まらず

  • 佐藤は前回大会に続き苦杯

  • 中学2年でのベスト4は石川佳純以来