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世界卓球ブダペスト大会

 下は男子シングルスの第1〜64シードのドロー(クリックで拡大)。これに予選を勝ち上がった64名の選手を加え、128名の選手が男子シングルス1回戦に登場する。「R2」は2回戦という意味。

 第4シードの張本は、準決勝まで中国と当たらないドローになったのは大きい。状態が心配されていた右手の薬指も、現在はそれほど深刻な状態ではなく、ドイツでの合宿で傷めた左足首も悪化はしていないという。張本本人も「怪我の不安は10〜20%くらいで、まったくないわけじゃないですが、痛みはあまり感じません」と語っている。まずはひと安心。

 ただ、怖い者知らずで戦えた前回大会とは違い、今大会は1回戦から相手の挑戦を受ける立場。予選を勝ち上がった選手も油断はできない相手だ。上を見ず、目の前の相手に闘志むき出しでぶつかりたい。

 丹羽は3回戦でK.カールソン(スウェーデン)、4回戦でオフチャロフ(ドイツ)、準々決勝で樊振東(中国)という組み合わせ。4回戦と準々決勝は前回と同じ組み合わせで、樊振東との対戦が実現すれば3大会連続となる。

 水谷は林高遠(中国)と同じブロックだが、まず3回戦で当たる鄭栄植(韓国)戦がひとつのヤマ場。メインアリーナには奥にLEDのあるコートと、LEDのないテレビ東京用のコートがある。やはりLEDがないほうがプレーには集中できるだろうが、どのコートでもプレーに集中してもらいたい。
 シングルス初出場の森薗は2回戦で陳建安、3回戦でボルという「左腕ブロック」。吉村和弘は2回戦でカルデラノ(ブラジル)と当たる組み合わせだ。
  • 男子シングルスの第1〜64シードの組み合わせ

  • 会場で練習する張本