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世界卓球ブダペスト大会

 混合ダブルスの予選が終わり、ドロー(抽選)によって決勝トーナメントの64ペアの対戦が決まった。

 前大会で優勝した日本の吉村真晴/石川佳純は第2シード。北朝鮮のハム・ユソン/チャ・ヒョシム、ポーランドのディヤス/パルティカあたりが上がってきそうだ。特に北朝鮮のチャ・ヒョシムはワールドツアー・グランドファイナルで韓国の張禹珍と組んで、吉村/石川組に勝っている。もちろんペアリングが違うのだから参考にしかならないが、要注意だろう。

 全日本優勝ペアの森薗政崇/伊藤美誠は韓国の張禹珍/崔孝珠と対戦することが予想され、勝ち上がっていくとメダル決定戦の準々決勝でチャイニーズタイペイの林昀儒/鄭怡静か、ドイツのフランチスカ/ゾルヤの勝者と対戦か。
 日本の2ペアは同じブロックに入っているため、勝ち上がっていけば準決勝で対戦し、中国ペアとは決勝でしか対戦しない。

 中国の樊振東/丁寧という世界ランキング1位ペアは今まで組んでいなかったために予選から出場。そして第1シードの黄鎮廷/杜凱琹(香港)の下に入った。同じブロックには中国の許シン/劉詩ウェンがいるので、ここでも中国が同士討ちの準決勝を行う可能性がある。

 日本の森薗/伊藤は初戦は22日(火)の現地時間18時(日本時間23日午前1時)にスタート、相手はウズベキスタンのテシャボエフ/カジェバ。吉村/石川も同じ時間にスイスのウエーバー/モレと対戦する。
  • 世界選手権2連覇に挑戦する吉村/石川ペア

  • 混合ダブルス1回戦の組み合わせ(クリックで拡大)