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速報・現地リポート

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世界卓球ブダペスト大会

●女子シングルス2回戦
佐藤瞳 4、2、6、6 チェホバ(チェコ)
石川佳純 1、ー9、3、2、7 A.ゾルヤ(オーストリア)
平野美宇 10、ー9、ー5、6、2、3 ペソツカ(ウクライナ)
伊藤美誠 8、8、7、ー6、2 リリー・チャン(アメリカ)
加藤美優 6、4、6、ー12、8 ペルゲル(ハンガリー)

女子シングルス2回戦が終了、日本勢は前回大会に続き、5人全員がベスト32に勝ち残った!

フォア面に変化系の表ソフト、バック面にアンチを貼る変則タイプのA.ゾルヤと対戦した石川は、1ゲーム目10ー0でゲームポイントを握るほど一方的な展開になりながら、2ゲーム目はアンチの変化に戸惑い、逆転で落とす出入りの激しい展開。しかし、その後は変化を見極めて確実にリードを広げた。
「(A.ゾルヤに対しては)調整して打たないといけないので、止まるボールや曲がるボールを足を動かして対応できたので、明日につながる試合になったと思います。明日も攻めの気持ちを忘れず、最大限に自分の力をフル稼働させたい」(石川)。

平野はバックハンドが堅いペソツカに苦しみながらも、うまく緩急をつけて逆転勝ち。「途中まで相手のペースで、やりやすそうにしていたので、速すぎてもダメだと。速いのとゆっくりの使い分けが良かったと思います」と試合後に語った。

伊藤はアメリカのリリー・チャンに1ゲームを落としたものの、完勝。明日の3回戦でいよいよ中国の孫穎莎と相まみえる。孫穎莎は2回戦のリュウ・ジャ(オーストリア)戦でもゲームを落とすなど、まだプレッシャーから本来の調子は出ていないようだ。

「(次の孫穎莎戦は)楽しみは楽しみですが、ここでは負けられない。勝って自信をつけたい。どっちにしても中国に勝たないとメダルは獲れないので、それが早かったということ。孫穎莎はパワーのある選手ですね。自分のほうが経験はあるし、大舞台では何が起こるかわからないので、孫選手が120パーセントを出したとしても自分が勝てるようにしたい」(伊藤)。
  • 石川、A.ゾルヤのクセ球を我慢強く打った

  • A.ゾルヤ、バック面のアンチラバーの変化は相当なもの

  • 平野、苦しみながらもペソツカに勝利

  • 伊藤、いよいよ明日の3回戦で孫穎莎と激突