スマホ版に
戻る

速報・現地リポート

トップニュース速報・現地リポート

全国高校選手権(インターハイ2019)

●女子シングルス準決勝
岡田(明徳義塾) −4、11、6、−10、6 庄易(富田)
出雲(遊学館) −6、9、14、10 浅井(桜丘)

女子シングルス準決勝を勝ち上がったのは、遊学館3年の出雲美空と明徳義塾2年の岡田琴菜!

出雲は浅井に対し、中盤からフォアサイドへボールを集め、バック粒高で変化をつけさせなかった。コースを変えられてもすぐに浅井のフォアサイドへボールを戻し、チャンスボールはドライブや思い切りよく叩くスマッシュで得点。浅井としては10−8でゲームポイントを奪った3ゲーム目を取りたかったが、出雲のプレーは粘り強かった。

「出雲さんとはもともと同じチーム(ミキハウスJSC)でやっていたし、国体少年の決勝でも当たっていて、0−3で負けていた。今回は前よりは良い試合ができたかなと思います。バックへロングサービスをうまく使って、攻める時はミドルを狙う作戦。相手にはフォアにボールを集められていたけど、バックを使いたいというのが頭にあって、フォアへの対応が遅れてしまった」(浅井)

一方、岡田は弧線の高いバックドライブを効果的に使った。準々決勝で対戦した川北(正智深谷高)が、「思った以上にゆっくりしたプレーで、こちらが焦ってしまった」と語った緩いバックドライブを、バックサイドを切るコースに集め、ミスを誘った。粘り強く両ハンドを打ち続け、ガッツポーズを決めた庄の躍進はここでストップ。「大会前はベスト16に入れたらと思っていた。ベスト4というのは自分でも信じられないです」とコメントした。