スマホ版に
戻る

速報・現地リポート

トップニュース速報・現地リポート

卓球ワールドカップ団体戦

●女子団体準決勝
〈日本 1−1 韓国〉
 平野/石川 −7、−8、7、−10 田志希/申裕斌○
○伊藤 −8、3、−10、3、6 崔孝珠
 平野 vs. 田志希
 伊藤 vs. 申裕斌
 石川 vs. 崔孝珠

女子団体準決勝の第2試合、日本女子対韓国は2番を終えて1−1!

日本勢に分の悪い徐孝元を下げて左腕の崔孝珠を起用しただけでなく、ダブルスも田志希/梁夏銀のペアを組み替えるという奇襲作戦に出てきた韓国。そのダブルスで日本は1点を落とす。申裕斌の実力差をカバーしようと、田志希が好プレーを連発。申裕斌も回転量の多い両ハンドドライブで必死につなぎ、田志希につなげてきた。平野/石川は回り込みからの強打が強い田志希のバックにボールが集まってしまい、痛打された。

2番伊藤も1ゲームを落とす苦しい戦い。崔孝珠は多彩なテクニックを誇る伊藤のバックサイドを徹底して避け、サービス・レシーブを伊藤のフォアからミドルに集める。回り込んでの強引なカウンターに加え、守備も粘り強かった。伊藤が7−2とリードした3ゲーム目を逆転され、4ゲーム目は逆に伊藤が一方的に奪う。

非常に嫌な流れなのだが、最終ゲームの伊藤はフォアサイドからのサービスで崔孝珠のレシーブを浮かせ、すかさずフォアフリックで狙い打った。さすが伊藤、というプレーで韓国に傾いた流れを組み止めた。